ナイロン66の結束バンドの特徴と注意点

結束バンドはケーブルを束ねたり固定する際に非常に便利なものです。

簡単に止めることができる上、一度止めるとしっかりと固定されてほとんど外れることがないので、様々な場面で使用されていますが、その素材にはいくつかの種類があり、使用する場所によって種類を十分に確認して選ばないと、思わぬトラブルを発生させてしまうことがあるので注意をしなければなりません。一般的な結束バンドの素材はナイロン66です。

この素材は非常に柔軟性が高く、また強靭性も高いので様々な場所で使用され、また太いケーブルを束ねてもよれたりせずしっかりと固定することができるので多くの場面で使用されるものとなっています。強い上に柔らかい結束バンドに適した素材ですが、湿気の多い場所や塩分には弱いと言う特性があり、屋外や沿岸では腐食してしまうため注意をしなければなりません。ナイロン66は様々な伸縮性を求められるものにも広く利用されている素材で、様々な形に加工することができることからいろいろな場所で利用されています。

結束バンドもその1つの良い例で、大きなものから小さなものまでいろいろな形に簡単に加工できるのでよく利用されていますが、屋外で使用する場合などは湿気や塩分の影響を受けてしまうため基本的には使用を避けた方が良いものとなっているのです。

屋外で使用する場合には、結束バンドに使用される素材としてナイロン12があります。これは温度変化や塩分の影響を受けてもその性質が変化しない特殊なものとなっており、ナイロン66に比べて硬くなってしまう特徴がありますが、屋外での使用に耐えるので非常に効果的なものとなっています。

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